改革・開放30年 河南省白荘の農民住宅の変遷

 

1949年以前から残っている村の門は、白荘の30年の変化を見つめてきた

河南省焦作市馬村区白荘の農民たちはこの30年で、自ら住宅を建てるのをやめ、住宅の敷地を返上してアパートに住むという大きな変化を経験した。

基本的な生活の問題が解決した1980年代、少し余裕が出てきた白荘の人たちは、昔の茅葺の部屋を取り壊し、昔から憧れていた四合院式の煉瓦造りの住宅を建てた。


  1990年代に入り、さらに裕福になった白荘の人たちの中では、2度目の住宅建設ブームが起こり、都会の人の家のように居間、寝室、書斎、台所、ベランダ、トイレがある2階建ての住宅に建て替えた。

21世紀に入り再び住宅建設のブームが起こった。村民は自分の家が建っている土地を返して、都会のアパートと同じような住宅を選んだ。今の農民は大型の農業機械を使用しているため、昔のように農具を置くための庭は必要なく、アパートで住むようになったのだ。そのため以前の住宅地は耕地に戻り、村全体の耕地面積が2割増加した。

 

「チャイナネット」 2008年10月17日

 

 


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