30年で飛躍的な発展を遂げた天津港

 

1978年に撮影された天津港コンテナ埠頭の積み卸し作業の様子
天津港は、国民経済の重要交通のインフラ施設と中国北部の対外開放の門戸として、この30年の急速な発展は、中国の偉大な改革開放プロセスの縮図である。海河の河口に位置する天津港は、北京・天津都市帯と環渤海経済圏が交差し、中国北部最大の総合的な港と重要な対外貿易の港になっている。

1952年に天津新港が営業を再開して以降、56年の発展を経て各種バースは140カ所、主航路は35キロの距離で、世界最高レベルの人工深水港として、世界で最進のコンテナ船や主流バラ積み船を受け入れている。

改革開放が実施されたこの30年、天津港は高い起点の計画や高レベルの建設原則を堅持し、国民経済の需要に基づいて、絶えず港の産業構造や配置を調整。そしてその発展速度は最速で、発展の内容も最良の時期に入った。

1989年2月11日、天津港とモンゴル人民共和国を結ぶ国際コンテナ・ランドブリッジが開通 天津港の俯瞰写真

天津港の陸域面積は、改革開放初期の13平方キロから60平方キロに広がり、貨物取り扱い量は改革開放初期の1千数万トンから2001年の1億トンに増加。1億トンを新たな出発点として飛躍的な発展を続けている。

2007年の天津港の貨物取扱量は、中国北部の沿岸部港湾の中で真っ先に3億トンを突破し、世界では6位。コンテナ取り取扱量は710万TEU(20フィート標準コンテナ換算)を突破し、世界コンテナ港の中では、トップ20位以内を維持している。2010年までには、貨物取扱量4億トン以上、コンテナ取扱量1200万TEU、企業の資産規模500億元を目指している。

天津港五洲国際コンテナ埠頭で貨物の積卸をする外国籍船(11月25日)

 

「チャイナネット」 2008年11月28日

 

 


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