着々と解決する四川大地震被災地の住宅問題

 

冬至だった12月21日、四川大地震の被災地の人たちは、1年で一番寒い日を迎えたが、全国住宅と都市と農村建設システムはその前に、被災地の人たちが暖かい冬を過ごせるよう尽力していた。

四川大地震後、最も注目されたのが被災地の人たちの住宅問題だ。各地はこの問題を非常に重視した。そして都市と農村の住宅建設を加速し、積極に再建計画を制定して、住宅の再建と強化を急いで実施。また都市住宅の建設での推進を速め、水道、電力、道路などを合わせた施設の建設も加速され、年末までに一部の新しい住宅が使用できるよう確実に保障している。

各地では被害を受けた家屋の鑑定と補強工事がほぼ終わり、一部の補強された家屋はすでに使われている。また一部の再建された家屋には被災者が引っ越し、11月12日までに四川省で完成した都市部の永久的な住宅は3万9000戸、補強住宅は9万2000戸に上っている。

中国政府は被災地の住宅建設に資金のサポートを行った。住宅・都市と農村建設部、国家発展改革委は、2008年の中央の予算内で、低家賃の賃貸住宅建設補助金と、第4四半期の中央の投資補助資金の追加時に、適切に被災地に多く投資する。地震で家屋が破壊し家を失った世帯と、家を補強する必要がある都市の世帯には積極的に補助政策を実施し、地方に早く具体的な方法を制定して実施することを求め、できるだけ早く補助資金を出す。また低賃金の賃貸住宅建設の増加を求め、都市の身寄りのいない高齢者や障害者、住宅が被害を受けた低収入の家族に優先的に支給する。

住宅・都市と農村建設部、『汶川地震被災地区の市政公共インフラストラクチャーの震災後の再建計画』と『汶川地震被災地区の観光名所の震災後の再建計画』を編集し、指導意見の形で地震による被災地の給水やガスの供給、公共施設の再建指導を各地に交付した。また観光地の安全に関して検査を行い、地滑りや土石流などの危険地域を整備して、観光地の基礎施設を回復する。

 

「チャイナネット」 2008年12月22日

 

 

 
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