四川大地震の被災地でボランティアをしていた天津から来た隋暁雪さんは、「私は主人と一緒に北川に残り、村民のみなさんと一緒に家を再建します」と、北川県のチャン族・趙興武さんと結婚した。北川県陳家壩では地震後、初めての結婚式になる。

多くの記者たちに囲まれる新郎と新婦

新居は仮設住宅だ

結婚式には多くの村民が参加した

仮設住宅に向かう新郎と新婦

「村民のみなさんと一緒に家を再建します」

報道によると、暁雪さんの両親はともに高級エンジニアだったがすでに亡くなっており、満族の子孫で皇室の血も流れているという。一方、35歳の新郎の趙興武さんは、小学校も卒業しておらず、2年前に離婚し貧しい生活を送ってきた。趙興武さんは自分の家が建っていた廃墟で暁雪さんへの気持ちを伝え、暁雪さんが天津に帰ると知ると、オートバイで懸命に追いかけ、暁雪さんを北川県に引き留めた。

暁雪さんは、「趙興武さんを愛しています。それは趙さんの誠実さと善良さに感動したからです」と話す。

私たちの結婚が村民に自信をもたらすように

暁雪さん夫婦の今後は人々の注目の的だ。「私たちは北川県に残り、この場所で新しい生活を始めます。そしてまずは地震の暗い影から抜け出るよう主人を手助けし、次は家を再建することです。私たちの結婚で、より多くの村民たちが再び自信を取り戻すよう願っています」

 

「チャイナネット」2009年1月20日

 
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