生産第一線の代表ら、中国経済への明るい見通し示す

 

両会に参加するため北京を訪れた生産現場からの代表や委員たちは記者の質問に対し、「中国経済の下方圧力は依然として大きく現場はたくさんの困難に直面しているが、多くの人は中国経済の展望に対して自信を持っている」と語った。「新華網」が伝えた。

内蒙古通遼市にある霍煤グループ傘下の企業に所属する李其其格・全人代代表によると、同社の製品のほとんどは輸出向けであるため、国際市場の収縮による影響は比較的大きい。同社は現在、生産能力を縮めると同時に、技術や製品のイノベーションに力を入れ、エネルギーや資源の節約を進め、内部の潜在力を発揮させることで企業のコストを下げている。「私たちの製品が国際市場に確立したブランドの助けを借りて、経済が下降しつつある中で新たな市場を開拓するチャンスを模索していきたい」

億利資源集団の董事会主席を務める王文彪・全国政協委員は取材に対し、「4兆元の投資を優先的に振り分けたり、貸し付けや税収の面での優遇政策を取ったりすることなどによって、非公有企業の発展促進をはかることが必要だ。国家による適切な支援があれば、民営企業も自信がつくし、困難を克服し危機を乗り越える能力も高まる」と語る。

「政府は最近、危機に対処するための多くの措置を打ち出し、将来の経済情勢に対する我々の自信を高めた」と語るのは内蒙古四子王旗の朝魯孟・全人代代表。金融危機の影響で毛皮などの価格が低下し、牧畜民にも一定の影響が出ている。だが飼育業は牧畜民の唯一の経済手段ではなく、多くの牧畜民は多角経営の試みによって利益を出し始めている。現地の草原風景や蒙古族文化を打ち出し、草原牧畜住宅を利用した旅行業を展開するなどの試みがなされている。

山西省大寨村の党総支部書記を務める郭鳳蓮・全人代代表によると、金融危機の波は大寨村と周辺の村にも押し寄せ、村の炭鉱の生産停止によって収入がゼロになるなどの深刻な影響が出ている。しかし、「各地区にはたくさんの独特な資源があり、合理的かつ効率的にこれを開発し利用することで、新たな産業を打ち立てることができる」。今年は依然として多くの困難に直面しているが、長期的に見た場合の中国経済の上昇傾向は変わらない。「自信はまだあるし、誰も諦めてはいない」と郭代表の見通しは明るい。

 

「人民網日本語版」 2009年3月4日

 

 

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