新彊暴力事件後 新彊ウイグル自治区政府 即時情報公開を実施

 

ウルムチで発生した暴力犯罪事件後、当地の政府は、その日のうちに国内外のメディアに対し、情報を公開、発信し、現在では60余りの国内外のメディアが取材を行っている。

侯漢敏・新彊ウイグル自治区共産党委員会宣伝部副部長、対外宣伝弁公室主任は、「私たちは即時に情報公開し、メディアの記者が当地を訪れ状況を理解することを歓迎します。安全確保が非常に難しい状況でない限り、できるだけ記者のリクエストに応えるようにします」。彼女によれば、事件発生後、政府はすでに多くの国内外の記者の現場と病院での取材を手配している。

英「エコノミスト」のジャーナリストのリー・タイさんは、6日午後、ウルムチに駆けつけ、取材活動を始めた。「今回の事件発生後、政府のとった態度は非常に開放的でした。私は事件の起きた現場と病院に行きました。みな全身血だらけで、それは恐ろしいものでした。多くの店が壊され、一面にガラスの破片が落ちていました。現在、一部の場所は警察によって包囲され、我々の安全のために交通規制が敷かれています」と彼はいう。

「朝鮮日報」の崔有植さんは、6日夜、ウルムチに到着した。いまはすでに一部の取材を終え、「ウイグル族でも、漢族でも、誰でも取材できました。とても満足できる材料を入手しています」という。

新彊ウイグル自治区とウルムチ市政府は、6日午後、ニュースセンターを開設、国内外の記者の応対を担い、50本余りのインターネット回線を送稿のために用意している。ニュースセンターは24時間開放され、技術スタッフが常駐、ネット回線のトラブル解決にあたる。

 

人民中国インターネット版 2009年7月10日

 

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