60周年祝賀 ホワイトハウス前で中国国旗掲揚   
 

 

国旗掲揚式典後、中国駐米大使の周文重氏と現地の華人華僑が一堂に、天安門国旗護衛隊から取り寄せた巨大な五星紅旗を披露。

イベントのために北京から駆け付けた数人の愛国者らが会場で「盛世中華」の横断幕を掲げた。

米国の首都ワシントンのホワイトハウス南側の公共緑地で20日、在米華僑・華人1千人以上が新中国成立60周年を記念して祝賀イベントを盛大に開催、中米両国国旗掲揚式典も同時に行った。ホワイトハウス前でのNGOによる中国国旗掲揚は今回が初めて。

各地から集まった1千人を超える華人華僑が、高々とそびえるワシントン記念塔とホワイトハウスの間に位置する広々とした緑地で祝賀イベントを行った。異国の地で忙しく過ごす参加者らは慌ただしい時間を縫ってでも「必ず参加したい」と駆け付けた。多くの華人華僑らにとってみれば、どこで国旗を掲揚するかが重要ではなく、大切なのは祖国に対して祝福の意を表すことだと口々に話した。

イベントの行われた円形の大緑地は赤色のTシャツを着て、赤色の小旗を手にした華僑・華人らで赤い海に変わった。祝賀イベントでは竜舞いと獅子舞のほか、太極拳などが披露された。

イベントのクライマックスは国旗掲揚式で、米国福建同郷会の陳栄華・主席と米中工商連合会の張小斌・名誉会長がゆっくりと五星紅旗を掲揚すると、会場全体が中国国歌の斉唱で包まれた。

中国駐米大使の周文重氏も今回のイベントに駆け付けた。取材に対し周大使は、華人コミュニティは米国の経済社会発展に貢献してきたのみならず、祖国の建設と中米関係の発展をも推進してきたと語った。

当日の国旗掲揚式典には外国人も出席した。地元ワシントンの複数の小学校から57人の米国児童が祝賀イベントで体操を披露し、演技の最後に、「中国ニーハオ」と中国語と英語で書かれた横断幕を掲げた。

 

 「人民網日本語版」2009年9月21日

 
 
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