新中国成立60周年祝賀式典ー「農業の発展」編隊  
 

 

農民の代表たちからなる編隊。パレードカーの上の大きな穂は穀物の豊作を象徴している。「ハイブリッド米の父」と呼ばれる袁隆平氏もパレードカーに乗っている。

中国は農業大国で、農村人口は8億。農業は国と経済の基盤である。この60年来の農業の発展は奇跡を作り出したといえ、それは世界のわずか7%を占める耕地で世界の22%の人口を養ったことである。新中国成立当初、農業は非常に立ち遅れていた。だから中国は大量の米を輸入して増えていく人口の食の問題を解決していた。当時、人々が口にしていたのは政府配布の定量である食糧券を基に提供していた食糧だったが、今では中国の一人当たりの食糧生産量が世界の平均レベルを超え、自給率はなんと95%にも達している。

中国の農業発展は中国政府による一連の農業政策実施とは切り離せない。新中国成立後、中国では土地改革が全面的に実施され、農民たちは始めて自分の土地を持つようになった。20世紀80年代に中国の農村では集団所有制の土地を農家によって長期的に経営、栽培させ、損得は自己負担としたことから農民たちは土地の使用と分配を請負う権利を持つようになり、これは農民の意欲を大いに引き出した。そして2005年に中国ではそれまで2000年実施されてきた農業税を取り消した。

中国ではこれまで約11億5000万ヘクタールの耕地確保という政策を実施し、その上現代的な農業技術と科学的耕地法を使用したことから食糧の安全が保障され、13億の人口の食の問題を解決した。これは人類に対する中国の大きな貢献である。

 

「中国国際放送局 日本語版」より 「チャイナネット」 2009年10月1日

 

 

 
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