「新中国のお誕生日 おめでとう」 ―日本人大学生からのご感想  
 

 

コメントを寄せてくれた学生たちは、2010年上海万博応援団体を結成し、中国の未来、日中両国の未来を祝福してくれている

新中国成立60周年式典が終わった直後に、名古屋にいる日本人大学生と留学生からコメントをいただいた。

60年は日本でいう還暦の歳、第2の人生のスタートです。これからの中国にとても期待しています。私は大学時代、学外の国際交流サークルや学生団体、NPO、市民ボランティアなどさまざまな活動に参加。その中で、奉仕の精神を学びました。社会人になって、日中間の一方的なメディア報道に疑問を抱き、今年3月に日中国際親善協会中部支部を設立。ボランティア活動を継続していくことは本当に大変です。今回、『人民中国』(10月号)特集の雷鋒さんの記事を読み、非常に感銘を受けました。私は今の活動を通じて、日本の若い世代や中国人留学生と共に、人のために尽くす精神を育んでいきます。そして2005年の愛知万博から早4年、来年の上海万博の成功を愛知の若者として、ぜひ応援させてください。(岡田紘幸・愛知県・社会人)

今年8月、日本を代表して北京などへ行きました。4年前に観光で行った時の中国とは違い、空気や街並みの変貌に驚きました。これからの成長が楽しみです。昔の歴史の問題は忘れることなく、これからもアジアの中の2国として重要な関係を築き、新中国成立60周年を節目に、新たに大きく互いに発展していけたらと感じています。(坂田知枝美・愛知県・大学生)

新中国60歳の誕生日、おめでとうございます。私は2年間ふるさとを離れて、日本で留学しています。国にいる時はあまり感じませんでしたが、海外にいると、テレビや新聞で中国に関するニュースがあると、非常に気になります。いいニュースを聞いたら、自分が中国人でよかったなと感激いっぱいですが、一方、マイナスのニュースが出たら、本当に悔しくてたまりません。だから、海外にいる今こそ、祖国のことをもっと見て、祖国に何かしてあげたい気持ちもより強くなります。日本でしっかり勉強して、経験をたくさん積んで、祖国の未来に貢献したいと思います。(李優・大学院・留学生女)

孔子の『論語』や孫子の『兵法』が好きで、人生に大きな影響を受けています。中国と日本は歴史的な問題など、いろいろ複雑な問題はありますが、若い人たちによって問題を少しでもよくして未来の社会をつくっていきたい、そんな思いから愛知県に「チャイナル! 日本」という日中交流団体の活動を始めました。日中の未来の架け橋になることで、世界を幸せにできるような活動ができれば…。『人民中国』10月の特集でも紹介されている「80後」、日本の若者も挑戦していますよ。これからも両国、頑張っていきましょう!(山田邦生・愛知県・大学生)

子どもの頃から歴史が好きで、その中で興味を持ったのが中国でした。私は学生時代から今も、何度も中国へ旅しています。友達もたくさんできました。ただ日本にいると、中国のマイナスイメージをよく聞きます。4年くらい前に北京へ、僕が初めて日本語を教えに行った時、中国の学生だけでなく街の人と一緒にご飯を食べに行き、中国のことをいろいろ勉強させてもらうなど、親切にしてもらいました。また、中国では年配を大切にする文化があり、日本では忘れられてきている大事なもの…中国にて、思い出させてもらいました。両国にはたくさんの誤解がありますが、人々がもっと行き来することによって、建国60年を機にさらに、お互いにいいところを学び合う関係でいたいです。(日高将博・愛知県・社会人)

 

 

60周年を迎えた新中国 1949~2009の歩み

 

 

人民中国雑誌社東京支局より 2009年10月1日

 

 

 
人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850