妻は家事、夫は給料を支払う

政治協商委員、『中国美容時尚報』社長兼編集長の張暁梅女史は、以前、ブログのなかで発表した「両会への提案をみなと語る:家事労働の給料化は可能か?」で、社会の注目を浴びている。張暁梅委員は、「女性(妻)の家事を時給にするという提案が社会の論争を引き起こすのは、正常だと思います。私は女性に関する仕事に携わっているので、この問題に比較的注目しています。現在は男性、女性がともに個人的に発展する必要があり、そのなかで片方の女性のみ家事労働に従事するのは、女性の事業の発展に大きく影響します。私は、このような提案により、女性労働者に対する社会の注目を促したい。同時により多くの男性が家事を負担するよう呼びかけたいのです」と語る。

また、張暁梅委員は、女性の農村からの出稼ぎ労働者(農民工)の就職問題に関し、見解を述べた。「女性の農村からの出稼ぎ労働者は、一つの社会問題です。彼女たちは男性に比べ、より多くの生存への圧力に直面しています。私たちの注目に値する問題です。農村からの女性労働者に対し、彼女たちを自立させ、職業に就かせるための技能面のトレーニングを行うのを支持するべきだと思います。美容業界でいえば、実のところ、多くの女性が農村地区から来ていて、農村からの労働者に属します。けれど、按摩などの技能を学ぶことで一芸に優れ、都市に流入してからも、単純な体力労働に比べ、発展することができます。統計によると、現在、美容業に従事する農村からの女性労働者は、各業界のなかで収入は最高となっています」(王焱=文・写真)

 

 

人民中国インターネット版 2010年3月4日

 

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