汪光燾 中国の気候変動の対応に 全人代は積極的な力を発揮

現在、地球の気候変動の問題は、すでに国際社会が注目する焦点となっている。世界各国は気候の変動が自然生態と人類の生存環境に対する大きな影響をますます重視するようになっている。今年の両会議では、中国政府が気候変動の問題に対し、いかなる施策をとるかが、国内外のマスコミの注目する話題の一つとなっている。

全国人民代表大会が地球の気候変動に対し発揮する作用について、中国全国人民代表大会環境と資源保護委員会主任委員・汪光燾氏が弊社記者の質問に答えた。

汪光燾委員は、全国人民代表大会は主に二つの方面について力を発揮すると述べた。その一つは立法であり、もう一つは監督である。立法方面は、すなわち関連する法律のさらなる整備であり、それは再生エネルギー法、クリーン生産促進法、循環経済法、森林法および最近改正される予定の土地法、水土保持法である。法律により省エネルギー、CO2削減業務を推し進め、地球温暖化をくいとめる。例えば、2006年全国人民代表大会で批准された『中華人民共和国第11次国民経済・社会発展第5カ年長期計画要綱』では、省エネルギーおよびCO2削減にしての目標業務を明確に述べている。また同時に、全国人民代表大会は、政府の環境保護施策の実施状況について監督を強化し、特に、現に発生している問題について、随時、政府に関係する意見を提案し、各級政府と関係部門が問題についてよりよい解決を行い、環境保護目標を実現できるよう促進している。(文・写真=劉玉晨)

 

人民中国インターネット版 2010年3月7日

 

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