楊部長:メキシコ会議の重要で積極的な成果を期待

第11期全国人民代表大会第3回会議は、7日午前10時から11時半まで、北京・人民大会堂の3階のある「金色ホール」で記者会見を開き、中国外交部の楊潔チ部長が中国の外交政策や外国との関係について記者の質問に答えた。

ロイター通信:コペンハーゲン会議(COP15)開催後の気候変動交渉は、今年の国際社会にとって大きな話題だが、中国はこれらの交渉にどんな期待をしているのか。年末になっても効果的な合意に達することができないと心配しているのだろうか。

楊部長:コペンハーゲン会議で、重要で積極的な成果が得られたことは、中国だけでなく国際社会の共通認識だ。同時にどの国も、まだ多くのことをしなければならないと考えている。

各国が気候変動の対応でより大きな成果をあげるために、中国も関連諸国や組織と共に、国連気候変動枠組条約や京都議定書に基づき、バリ・ロードマップを堅持し、「共同ではあるが区別ある責任」という原則を踏まえて、気候変動に対応するプロセスを積極的に推し進めていく。メキシコ会議が重要で積極的な成果をあげることを期待している。

 

「チャイナネット」 2010年3月7日

 

 

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