新疆「7・5事件」では97件198人を審理・判決

全人代代表で新疆ウイグル族自治区のヌル・ベクリ主席をはじめとする新疆代表団の一部の代表は7日午後4時半、「両大会」のプレスセンターで内外記者の取材に応えた。

ヌル・ベクリ主席

朝日新聞:昨年の7月5日に発生した暴力事件では、197人が死亡し、1600人以上が負傷したと伝えられたが、現在までに負傷者と死者、死刑になった人はあわせて何人になったのか。また今日の資料では、この事件は3つの勢力が画策した暴力事件とあるが、新しい証拠はあるのだろうか。

ヌル・ベクリ主席:昨年に発生した「7・5事件」は、内外の3つの勢力が画策し、国内の分裂分子を扇動して実施した、計画的かつ組織的な暴行、破壊、略奪、放火の重大暴力犯罪事件である。

この事件の死傷者については、ありのままにメディアに公開し、今でもこの数字に変化はない。「7・5事件」に参加し、暴行、破壊、略奪、放火に関与した容疑者は、全て法に従い、刑事的勾留を行った。現在、この事件の調査や起訴、裁判は法に従い、秩序だって行なわれている。これまで97件198人を審理し判決が下った。

当然ながらこの事件による危害と、狂気じみた暴徒が残忍な手段で無辜の人たちに暴力を振るったことから見れば、最終的判決では必ずこの数を上回るだろう。結局、何人に判決が下るかということは、全体の審査が終わってからメディアに公開する。

 

「チャイナネット」 2010年3月7日

 

 

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