<青海地震>被災地、「人間を本とする」精神を大切に

 

中国の青海玉樹でマグニチュード7.1の大地震が発生してから十数日間が経った。現在、被災地では復興工事が着々と進められている。過ぎ去った十数日間、被災地では「人間を本とする」精神が大いに大切にされている。

「人間を本とする」ことは、命を大切にし、命を尊重するということである。地震発生後、人命救出は一番重要な任務となり、胡錦涛国家主席は北米での訪問を繰り上げ帰国し、温家宝首相は外国への訪問を延期し、相次いで被災地を訪れた。

「人間を本とする」ことは地震でなくなられた人々を尊重し、これを具現化している。この地震で2000人あまりが犠牲となった。現地政府は民族と宗教の習慣に従ってお葬式を行い、21日、全国で追悼イベントが行われた。

「人間を本とする」ことは生存者の衣食住を保障するということである。地震後24時間以内に現地の交通、通信が回復され、48時間以内に電気供給が回復され、被災地住民はほとんどテントに住み着くようになった。80時間後、玉樹孤児学校で授業が再開された。

 

「中国国際放送局 日本語部」より  2010年4月27日

 

 

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