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中国古代の書道――行書

2010年5月15日  国家郵政局発行

行書は草書と楷書の中間の書体だ。楷書により近いのは「行楷」といい、草書に近いのは「行草」という。その始まりは漢末で、そして今日にまで伝わっている。

『蘭亭序』(部分)1.20元(6-2)

『蘭亭序』(部分)1.20元(6-1)

『黄州寒食詩』(部分)1.20元(6-4)

『黄州寒食詩』(部分)1.20元(6-3)

『祭姪文稿』(部分)1.20元(6-6)

『祭姪文稿』(部分)1.20元(6-5)

2010年5月15日発行された切手「中国古代の書道――行書」は6枚綴りだ。「天下三大の行書」の誉れ高い王羲之の『蘭亭序』、顔真卿の『祭姪文稿』、蘇軾の『黄州寒食詩』をそれぞれモチーフとしてデザインされている。

『蘭亭序』は、東晋(317~420年)の書家である王羲之が紹興の蘭亭で酒を飲んでいた友人により作られた詩集のために書いた序である。残念なことに、この書道の珍品は唐(618~907年)の太宗帝・李世民の副葬品として、彼の陵墓・昭陵に埋められた。現在、北京故宮博物院に保存されている『蘭亭序』は唐代の馮承素により模写された「神龍本」だ。

『黄州寒食詩』は、1082年に北宋(960~1127年)の文学者である蘇軾が寒食節に書いた2首の詩だ。当時、蘇軾は黄州(今の湖北省の黄岡)に左遷されていた。『黄州寒食詩』は、現在、台北の故宮博物院に保存されている。

『祭姪文稿』は、唐の書家である顔真卿が従兄の顔杲卿の末子の季明を悼むために作った悼辞の下書きだ。『祭姪文稿』も、現在、台北の故宮博物院に保存されている。

この切手はデザインが2種類用意されていて、1つは行書一作に付き2枚続きの切手になっていて、もう1つは行書の大型6面シートで、全部で2セットの12枚綴りになっている。また、2つ目のデザインは伝統的な「宣紙」という画仙紙で印刷され、全世界で限定発行される。

 

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