アジアオリンピック評議会のフセイン事務総長は13日、北京放送の取材を受け、広州大会の開幕式を高く評価しました。

フセイン事務総長は「ドーハ大会と北京五輪の開幕式は素晴らしかったので、広州大会の関係者はプレッシャーを感じるのではないと心配していたが、開幕式を見て安心した」とした上で、「今回の開幕式は他では見られないものだと思う。私だけでなく、観客やテレビで生中継を見た友人もそう感じている。今回の開幕式はアジア大会史上最も素晴らしいものだ」と評価しました。

フセイン事務総長は、180人の出演者が高さ80メートルの大型ビジョンの前で演じた「空中飛行」が印象深かったとし、「大型ビジョンに映し出された、飛んでいる姿、大きく羽ばたく鳥の姿などを表現しているシーンは、美しい芸術作品のようだ。クリエーションが素晴らしい」と語りました。

開幕式の翌日の13日、競技がスタートしました。競技を見たフセイン事務総長は大会の運営を評価し、「非常に良く運営していると思う。世界のスポーツ関係者の多くが、ハンドボール、競泳、バレーボール、サッカーなどを見てから、競技日程、競技場、運営などを評価している」と述べました。さらに「アジア大会を通じて広州は、インフラが整備され、道路整備も進んでいる。町全体がグレードアップされており、スポーツ施設も増えた。同時に、より多くの外国観光客が訪れるようになっている。広州は今後人気を集める観光地になるとだろう」と語りました。

｢中国国際放送局　日本語部｣より　2010年11月15日