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選手村「汕尾村」、行き届いたサービスを提供

 

広州アジア大会の共催都市である汕尾市では、セーリング競技の試合が行われるほか、選手村の汕尾村が建設されます。汕尾市は現在、ヨット競技の特徴に十分配慮しながら、行き届いたサービスの提供を目指しています。

汕尾市は広東省東南部の沿海都市で、山や海など美しい自然風景に恵まれています。また、歴史の名所旧跡も多数あり、文化的な観光資源も豊富です。そのため、汕尾は「広東東部観光のゴールデン・シーサイド」と呼ばれています。

広州アジア大会のセーリング競技は、汕尾市紅海湾遮浪(シャロウ)半島の海域で行われ、今大会からは14個の金メダルが生まれます。汕尾市体育局の羅南祥局長は「競技会場となる海域は海水とビーチがきれいで、程よい風も吹いていることから、セーリングの人気スポットとなっている」と述べた上で、「競技会場の選定にあたって、国際セーリング連盟とアジアセーリング連盟の関連技術者、国内外の専門家らが何回も視察に訪れた。遮浪の海域は条件がよくて、セーリング競技に非常に向いているというのが視察団の一致した評価だった」。

現在、セーリング競技の開催に向けて、汕尾市は海上と陸上の関連施設の整備と改修を急いでいるところです。羅南祥局長のは「陸上競技の準備はほぼ整った。現在は海上競技の準備を急ピッチで進めている。3月にここで第14回アジアセーリング選手権大会が行われるが、全ての工事が完了するのは8月末頃になる見込みだ」と話してくれました。

また、選手村の汕尾村について、羅南祥局長は「関連方案によると、各国のアスリートやコーチ、審判員の宿泊と食事は、全て『汕尾村』とその近くの南澳リゾート村でまかなうことになっている。行き届いたサービスを選手たちに提供できるよう力を尽くしている」と語りました。

現在、汕尾の町のあちこちには、アジア大会のポスターが貼られており、市内の運動広場にある大きなスクリーンにも、アジア大会をアピールする広告が流されています。市民も様々な形で、アジア大会を支持する気持ちを伝えています。市民の蔡城錕さんは「市民運動広場は広いので、夕方、そして週末になると、多くの人々がここで身体を動かしている。私もよく行く。運動に参加するという形でアジア大会を支持していきたいと思う」と述べました。

現在、汕尾市は3月20日から29日に行われる第14回アジアセーリング選手権大会に取り組んでいます。この大会は汕尾市にとって、大会の組織運営やサービス、安全保障に問題がないか点検を行い、改善していくよいチャンスです。この大会を通して、汕尾市にインフラ建設など詰めの作業に力を入れ、開催条件をさらに整えていくことでしょう。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年11月18日

 

 
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