広州アジア大会が閉会式を迎える27日、アジアオリンピック評議会（OCA）のシェイク・ アハマド会長は今回の大会について、「非常に成功したものだ」と高く賞賛した。

27日に開かれた記者会見で、アハマド会長は主催都市である広州市の取り組みを評価し「広州はアジア大会を通じて自らの目標を実現した。広州は世界中の多くの人々に知られるようになり、広州の住民も様々な文化に接するチャンスを得た」と語った。

また、広州アジア大会準備委員会の許瑞生事務次長は「広州アジア大会は空前の規模を持った、高水準のスポーツイベントだ。大会では、26日までに、2人の選手が3項目の世界記録を破り、1人の選手が1項目の世界記録に追いつき、団体メンバーの9人の選手が14回にわたり12項目のアジア記録を破った」と述べた。

OCAの魏紀中終身名誉副会長は「広州アジア大会では、80％のOCA加盟メンバーがメダルを獲得した。これはドーハ大会より優れており、広州アジア大会の進歩が見える。より多くの参加者がメダルを分かち合うことがOCAの目標の一つだから」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　　2010年11月27日