生まれ変わったように水質が改善された李村河　（写真・王群）

今年、青島では「河のあるところに魚がいる」環境建設の成果をさらに強固なものとする。青島市環境局からの情報によれば、今年から市の22条の汚染抑制河流水質標準が環境安全緊急対応管理範囲のなかに適応され、これは市が水環境の管理を強化し、河流の安定と標準を確保するために打ち出した新しい措置の一つである。

以降、青島の区、市の環境関係の部門は、管轄区において河流断面水質が規定の標準を超えた場合は、あらかじめ準備してある応急処置案を起動し、1時間以内に調査を展開し、24時間以内に汚染源を封鎖する。また同時に、関係部門が生産や排出の制限など必要な措置を迅速に判断し、実行するための協力体制を調整し、断面水質レベルを迅速に回復させる。このほか、青島では、さらに監督、測定を強化し、主要な汚染抑制河流に対し定期的な監督、測定を行い、標準を越えるか、または、標準ぎりぎりとなっている場合は、環境保護部門は即時に頻度をあげて測定を行い、毎日、人間による測定を行う。

昨年以来、青島市では、全市の２２本の重点河流で汚染管理を行い、区、市の範囲にまたがる測定断面を規定し、監督審査を行う。標準に達しない河流については区域の業務関係の批准を制限し、管理措置の実行を促す。同時に、管理ネットワークの建設を展開し、汚染源を管理し、汚水処理場のレベルアップおよび河川の清掃などの総合管理を行う。このような措置の遂行により、青島の水をめぐる環境の質は大幅に改善され、李村河、墨水河、嵯陽河などの河川では、長年の間において最初の、魚類が安定的に生存できる水質目標が到達された。現在、全市の重点河流および市街地を通る河川の汚水ルートは大幅に減少し、河流の水質は明らかに改善されている。（周建亮）

人民中国インターネット版　2011年2月17日