青島の「海信グループ」は、「国連環境計画」(UNEP)の未来3年にわたる、全世界で最初のパートナーとなった。これは、中国の企業のなかで初の「国連環境計画」によるグリーンイノベーションへの参加である。
国連の「グリーンイノベーション賞」は、2002年にヨハネスブルグで開催された、持続可能な開発に関する世界首脳会議で設立された。同賞は、持続可能な開発とグリーンエコノミックに基づくグローバルパートナーシップの構築を目ざし、世界各地のイノベーション志向中小企業の社会と環境への効果、利益に貢献する取組を支援するものである。
海信グループでは、2010年に「海信グリーン開発要綱」を制定し、環境保護に貢献し、節エネ型のLED液晶テレビ製造の国際標準規格を先んじて制定し、冷蔵庫の日当たりの最低電量消耗記録を6回刷新し、エアコンの省エネ記録を3回刷新したことがある。グリーンイノベーション賞に協力することにより、全世界の優秀な中小企業のグリーンテクニックが創造され、地球にやさしい科学技術という同社の理念が伝承されていくという。(青報)
人民中国インターネット版 2011年3月1日
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