ホームを選ぶか それとも家?

 

 

 使い勝手がよい 百元「養老券」

 自宅養老は好ましい方式かもしれないが、時給12元のケア料金を負担できない人たちは、この便利さをどうしたら享受できるのか。中には、貧困高齢者にサービス料免除の優遇策をとっている福祉サービス機構もある。だが、これを長く続けると、機構の正常運営にも影響を及ぼすかもしれない。代わりに、政府が貧困高齢者の費用を負担すべきだろう。

北京市が80歳以上の人に毎月支給している100元の「養老券」を手ににっこり(写真・劉世昭)

 北京市は2010年1月1日から、高齢者・身体障害者に経済的支援を行うために「金券」を発行し始めた。北京在住の30万人の80歳以上の市民が対象で、毎月額面百元の金券「養老券」を受け取ることになった。「養老券」は自宅がある「街道社区サービスセンター」の商店で米、小麦粉、食用油、洗剤などを購入できるほか、指定商店で日用品を買ったり、「シニア専用テーブル」を設けているレストランで食事をすることもできる。北京の中心部の東城区にだけ、区政府と契約を締結している飲食店が十数店あり、中華ファストフードチェーンで有名な「慶豊包子舗」と「永和大王」も含まれている。これらの飲食店の傘下の全支店で「養老券」で食事代を支払うことができるほか、店側は「シニア専用テーブル」を少しずつ増やし、「養老券」を持参した人は並ばずに、優先的に料理の注文ができ、また、特別フルコースを楽しんでもらえるようにする計画だ。さらに近隣のコミュニティーに住んでいる足の不自由なお年寄りには料理の配達もする。

 さらに便利なのは、「養老券」を使って、掃除、水道・電気の修理、理髪、マッサージや爪切りなど足の手入れも頼めることだろう。ここまでしてくれれば、自宅で老後を過ごすのも安心できる。

 

人民中国インターネット版 2011年3月8日

 

 

人民中国インターネット版 2011年3月7日

 

 

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