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青島の発展をバックアップする“西電東送”

 

青島変流ステーション 写真=郭雪梅

2月28日午前、寧夏回族自治区の東部からの400万キロワットのクリーン電気が、約1300キロメートルの長さの寧東直流輸電ラインにより山東電気網に送られた。これは寧東──山東の660キロボルト直流輸電プロジェクトが完成と稼動開始を意味し、山東省、特に青島の経済社会発展に強力なエネルギーが注がれた。

当日、国家電網公司、山東省と青島市は膠州の青島変流ステーションにおいて、寧東──山東直流輸電プロジェクト完成使用記念式典を開催した。

国家の“西電東送”の重点電気ネットワーク建設項目および山東省が“外電入魯”(魯は山東の略称)を実行するにあたっての戦略的指標となるプロジェクトとして、寧東──山東直流輸電プロジェクトは、西の起点を寧夏銀川東変流ステーションとし、東は、山東青島変流ステーションにいたり、全長は、1333キロメートルである。寧夏回族自治区、陝西省、山西省、河北省、山東省など5省46県(市)を通り、輸電容量は、400万キロワット、総投資103.85億元である。そのなかでも、山東部の長さは、415キロメートル、5省のなかでもっとも長く、占める比率は最大である。

山東は、エネルギー需要の高い省である。2010年、山東省電力網の電容量は約550キロワット程度不足した。「十二・五」以降、もし外部からの電気を受けなければ、不足はさらに深刻なものとなる。寧東──山東直流輸電プロジェクトの建設は、西北地区黄河上流の水力発電と寧夏東部の火力発電をまとめて山東に送る理想を実現し、山東省のエネルギー不足と電力供給不足の圧力を大幅に改善する。

 

人民中国インターネット版 2011年3月9日

 

 

 
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