中国の大学生就職率、年末には9割以上に

 

第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議ニュースセンターで8日午前9時に、「就業と社会保障体系の構築」と題した記者会見が行われた。人力資源・社会保障部の尹蔚民部長は記者の質問に対し、大学生の就職情勢は依然比較的良好で、過去数年のデータから、大卒時の就職率は70-75%、年末には90%以上に達するとみてほぼ間違いない、と述べた。

尹部長は「大卒者の就職問題に関し、大都市で仕事を探すのは比較的難しく、生活費も高い。中小都市や社会の末端層に行けば、仕事は比較的探しやすいが、報酬・待遇はその分やや劣る。総体的に見て、我国の大学生の就職情勢は依然比較的良好だ。過去数年のデータから、大卒者の初回就職率、すなわち毎年の大卒時の就職率は70-75%の間にあり、年末には90%以上に達するとみてほぼ間違いない。今年の大卒予定者は660万人であるため、プレッシャーは非常に大きい」と語った。

 

「人民網日本語版」より 2011年3月9日

 

 
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