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「中国ゴムバレー」のモデルエリアが出現

 

3月16日、中国ゴムバレー発展戦略説明会が青島で開かれ、青島市四方区は1000を超えるゴム化学企業に対し中国ゴムバレー発展戦略をPRした。説明会では、米国オハイオ州アクロン市(世界的なタイヤ生産で知られる)と四方区の間で友好協力市区関係の締結も行われた。

中国ゴムバレー計画のパース画 

中国ゴムバレーは、中国ゴム工業教会と青島市四方区人民政府、青島科学技術大学、MESNAC(軟控公司)が戦略協力して建設。青島市四方区北部に位置し、青島科学技術大学産業パークがその中心となる。国家科学技術部と教育部によって「国家大学科学技術パーク」の中核エリアの1つ、また「国家科学技術企業の孵化器」と名づけられた。

ゴムバレー1期トレードセンター1万平方㍍1号工場計画図 

中国ゴムバレー1期トレードセンター1万平方㍍の1号工場の建物は今年6月から正式営業する予定で、2万5000平方㍍の2号、3号工場は8月に対外営業を開始する。

知るところによると、山東省をリードする都市として青島はこれまで一貫して山東省のゴム産業のトップを走ってきた。青島科学技術大学はアジア唯一のゴムプロセス学科を特色とする高等教育機関として、4つの国家重点ゴム材料実験室と、1つの国家レベルの技術センターを擁し、毎年ゴム専攻の学生3000人余りを送り出している。同時に、青島は中国におけるゴムの主要集散地であり、大量の天然ゴムが青島港から陸揚げされて消費地に送られ、タイヤなどが青島港から輸出されている。青島のゴム市場は活況を帯び、国際ゴム業界注目のポイントになっている。(趙笛)

 

人民中国インターネット版 2011年3月22日 

 
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