収穫後の農作物の茎を圧縮し、「草のレンガ」にして建材に。屋根には太陽エネルギー利用のための太陽電池パネルをとりつけ、昼間の電気供給を行う。トイレの汚水はメタンガス貯蔵池に排出し、燃料とする。このように最も原始的な材料を使い、青島では質が高く廉価な農村の節エネルギー型モデル住宅の建設が始まっている。
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節エネルギー型住宅 |
茎を使って建造した外壁 |
住宅は、青島市膠南市紅草嶺村にあり、コンクリート型枠構造を用い、外壁に「草のレンガ」を採用している。「草のレンガ」は価格が安価で、保温性がよく、同じ厚さのレンガよりも、保温効果は6倍以上に達する。「草のレンガ」は軽く、鉄筋コンクリートの使用料を減らすことができ、また茎の焼却処理により発生する環境汚染を低減することができる。
さらに次の段階として、青島市節エネルギー型外壁改革弁公室は、新しいモデル村の建設を積極的に進めていく予定である。(崔武)
人民中国インターネット版 2011年4月1日 |