計画されて久しい「青島市大型客船経済発展総体計画」だが、現在、専門家の審議を通過して、大型客船経済は青島で次第に熱を帯びつつある。計画によると、青島市は10億元を投資し、青島大港に中国北部最大の大型客船ふ頭を建設し、大型客船母港として発展させていく予定だ。旅行業界関係者によると、「現在、青島港は韓国と日本への客船航路を持っており、すでに定期路線となっています」とのことで、青島では客船による旅行が静かなブームになりつつあるという。

1979年に最初の大型客船を受け入れて以来、青島にはこれまでに100隻を上回る豪華客船が寄港したという。今年5月には最大の排水量と最高の施設を有し「世界15大豪華客船」の1つに数えられるプリンセスダイヤモンド号が、再度青島を訪れる。

本当の意味で国際的豪華客船旅行のネットワークに身を置くために、将来青島市では2カ所から3カ所のふ頭を建設する予定だ。計画では、青島オリンピック・ヨットセンター内に青島市としては初の国際客船ふ頭が建設される。長さは300㍍、幅50㍍、床面積約1万平方㍍のターミナルを持ち、同時に2隻から3隻の豪華客船が接岸できる。（張穎）

人民中国インターネット版　2011年4月11日