4月初旬の清明節の時期に、青島海底世界に山東省では初となる負の圧力を利用した不思議な「宇宙水槽」がお目見えした。
これは長さ3.1㍍、高さ1.5㍍の巨大な水槽で、正面下方に3カ所の「エサやり口」が備えられている。魚が悠々と泳いでいるところに、来場者はここから手を入れて魚にエサを与えたり、直接魚にさわることができ、魚との密接な触れ合いを楽しめる。そして、水槽には2トンの水圧がかかっているにもかかわらず、手を入れられるこの「エサやり口」から水があふれて来ることはない。まるで宇宙の無重力状態のように不思議だ。
この「宇宙水槽」以外にも、青島海底世界では、「魚眼で世界を見れば、海の底は不思議がいっぱい」をテーマにした海洋教室を開催しており、海洋科学の普及活動にも力を入れている。親子で科学器具に触れ、海洋科学の楽しさを味わうことができる。(閻政)
人民中国インターネット版 2011年4月15日
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