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青島の海底トンネル、電動バスが走る

 

4月10日、総投資2.9億元の青島薛家島充電バスステーションが開発区において工事を開始した、これは、我が国における初の商業運営の充電バスステーションになる。同プロジェクトの完成後は、4本の青島膠州湾海底トンネルを通るバス路線、2本の開発区内のバス路線の180輌の12メートルの長さの電動バスに対し、充電サービスを行い、6月末に竣工予定である。

充電ステーションは、充電システムと電池交換を行うロボットを通し、電動バスに対し、充電と電池交換を行う。車輌の電池の状況は、管理コントロールシステム経由でコントロールセンターに送られ、コントロールセンターが電池の状況に応じて電池交換を行う。それぞれの車輌の電池交換時間は8分で、薛家島バスの標準充電ステーションは、同時に6輌の電動バスに対し、電池交換業務を行う。廃棄される電池は、環境保護の必要に応じ、もとの工場に送られ処理される。

普通のガソリンのバスは、排気ガスの問題がある。一台のガソリンのバスが毎年排出する炭化水素は、0.2トンであり、一酸化炭素は、0.22トン、二酸化炭素は、0.32トン、顆粒物は、0.02トンである。電動バスの応用は、バスの排気ガスのゼロ化を実現し、海底トンネル内の空気の質に対し有利である。

電動バスの機械部分は、電動エンジンであり、安全性が高く、運営コストが低く、運営コストを著しく減らす。電動バスの大量投入後、運営コストは、ガソリンのバスのコストを下回る。(文=韓光亮)

 

人民中国インターネット版 2011年4月20日

 
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