青島崂山は、「道教全真天下第二の叢林」とも呼ばれる。最近、開放された中国崂山道家文化館は、崂山中心風景区の太清宮観光区の東側にあり、敷地面積は、3000平方メートル、2000余りの展示品がある。閬苑仙境、道脈伝承、道教儀苑、道在養生、洞天福地、崂山茶道、吉祥天韻、道家素食をテーマとする8エリアにわかれ、壁画、文字、実物、風景の模擬、書籍などの多様な形式で道教文化の起源と発展および中国伝統文化に及んだその大きな影響を系統的に示している。展示のなかには、『道家霊符全集』などの貴重な道家文献資料が含まれている。同館は、道教文化およびその発展史に対し系統的な整理、展示を行った初の文化館であり、崂山道教文化観光の空白を補うものとなっている。
人民中国インターネット版 2011年4月22日
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