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青島前湾保税港区 |
青島は現在、「第12次五ヵ年規画」(2011~2015年、以下「十二・五」と略す)期間の主要な目標を制定し、今後の5年、市は飛躍的な発展をむかえ、GDPは年平均11%増となり、2015年には10000億元への到達、一人あたりのGDP平均10万元を目標とする。また、サービス産業を主力とする産業構造を形成し、サービス業の増加値がGDPに占める割合は57%に到達する。
「十二・五」の「規画綱要」のなかで、青島は、経済発展、科学技術教育、都市の効能、資源環境、人々の生活の5大領域における27項目の指標を定めている。そのなかで、拘束性のある9指標では、資源環境に関する制限と人々の生活の改善が突出している。
青島市発展改革委員会の関係部門責任者は、年平均11%増の成長率は、「十一・五」に比べ2%下回り、経済成長速度は適度に緩慢になる。それは、各方面の主要な力が、方式の転換、構造の調整、質の追求、市民生活の向上に費やされるからである、と述べている。
青島はまた都市と農村部の収入の増加と、経済成長が同時であることを初めて提案し、それは年平均11%増であり、「十一・五」規画を1%上回る。それを以って、発展の成果を人々と享有する、という執政の理念を体現すべく努力している。
また同責任者は、5年後の青島は、総合的実力が明らかに強化され、都市機能は、全面的にレベルアップし、エネルギー節約型、環境友好型社会の建設は、実際的な進展をみせ、市民生活の改善に重点をおいた社会建設は、全面的に強化される、と述べた。(写真=傅学軍)
人民中国インターネット版 2011年4月29日 |