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海葬の模様 |
4月16日、17日、青島市の民政部門は、今年初の海葬を行った。2日間に54艘の船が次々に出航し、923人の故人の骨灰が2784名の親族によって海にまかれた。青島市民政局によれば、今回の海葬は、青島における最大規模である。「準備段階では、1147体分の骨灰が親族によって申し込まれましたが、最終的には、923体になりました。去年の同時期に比べ5倍になっています」と関係者は語る。
試算では、今回の海葬により、故人の親族は、葬儀費用40万元が節約できている。青島民政局社会事務処の郭可鳳氏は、市内の商業性公墓のなかに記念碑または記念堂の設立し、海葬をおこなった親族のために、固定的な祭儀の場所を設けるべく着手している、と語った。(文=李莉莉)
人民中国インターネット版 2011年4月29日 |