中山公園の桜が満開となり、多くの人でにぎわっている。1902年、青島を植物の試験場としていたドイツ人は、日本からも桜を大量に輸入した。今日、中山公園は中国でもトップの桜の密生地となっており、2万株が公園の南北幹線道路の両側に並んでいる。この660㍍の桜並木を歩けば、まるで童話の中に迷い込んだようだ。「東園花海」と称えられるこの公園の桜は、青島十大景勝の1つに数えられている。
桜の開花は、青島の人々にとって春の訪れを告げるものだが、満開の桜に、大勢の老若男女が公園に詰めかけ、その様子は「花見客を見に行くようなもの」と言われることもあるほどだ。
人民中国インターネット版 2011年5月3日
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