第12次五カ年規画（2011-15年、以下「十二・五」）期間に、青島市は製造業の新たな発展構造を打ち出している。国際競争力を有する製造業の産業体系を作り上げ、サービス業の国際競争力と地域波及力を全面的に強化し、真の意味での現代産業のトップ地域を建設し、新たな経済発展を強力に推進する。

「十二・五」期間に、青島市は港湾を持つ強みを生かした発展戦略を進め、製造業の重点工業エリア集中配置と集約発展を推し進める。国際競争力を有する製造業の産業体系を作り上げ、戦略的新興産業を主体とする産業集団建設に尽力し、製造業全体の刷新力を高める。また、極力早くサービス業を主体とする産業構造を作り上げ、サービス業の国際競争力と地域波及力を全面的に強化する。

膠州湾東部では、青島市は今後工業プロジェクトを実施せず、観光、貿易、コンベンション、金融、クリエイティブ産業、科学技術と情報サービス、海事交通サービス、海上スポーツなどの産業ベルトを形成する。膠州湾北部では、科学技術、情報、バイオなど高付加価値の産業を重点的に発展させる。膠州湾西部では、海上運輸、金融サービス、現代物流サービスを中心とする産業ベルトを形成する。

2015年までに、青島市は金融、物流、観光、クリエイティブ産業、科学技術・情報など20の年間売上100億元を超える市クラスのサービス業集中エリアを作り上げる。同時に、2つのサービス業集中エリアを国家クラスに押し上げ、8つを省クラスとするよう尽力する。20の集中エリアの成長率が全市サービス業成長率の40％以上を占めるレベルを実現する。（林剛）

人民中国インターネット版　201io )-aEtlZ1年5月12日