青島市商務局の最新統計によると、全市第一四半期の累計で社会消費品小売総額(social retailgoods)は528億8000万元、前年同期比16.5%の伸びとなり、全国の増加幅を0.2ポイント上回った。物価上昇を調整した実際の伸び率は13.9%だった。
業界関係者の分析によると、第一四半期には、都市消費市場の発展が比較的速く、小売額438億8000万元、前年同期比17%となり、全市小売総額の83%を占めた。農村部の消費は安定しており、同90億元と、同13.8%。両者の成長における差は前年の3.3ポイントから3.2ポイントに縮まった。
卸小売業での成長が著しいのは宿泊飲食業で、小売額61億2000万元と、前年同期比15.6%増だった。
また、貴金属宝飾品、化粧品、ファッションなどの販売が好調だった。第一四半期、全市の限額以上企業(統計のために決められた売上、従業員数などが一定の基準以上の企業)の貴金属宝飾品販売額は5億8000億元、前年同期比59.3%増。化粧品類は4億2000万元で、33.2%増。自動車類は62億4000万元、27.6%増。この4類のホットな商品で、24億8000万元売上を伸ばし、全市の消費の5.5ポイント引き上げる力になった。
人民中国インターネット版 2011年5月12日
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