5月6日、チャイナ・ユニコム(中国聯通)青島クラウドコンピューティングセンターのプロジェクト協力調印式がシャングリラホテル青島で行われた。それによると、青島は崂山(ろうさん)区ハイテクパークに、この数年では山東省で最も規模の大きなデジタルセンターのインフラプロジェクトを進めている。それが、チャイナ・ユニコムクラウドコンピューティングセンター(インターネットデジタルセンター)であり、このセンターの計画では、建設面積2万1000平方㍍、デジタルセンター機関室の分類としては最高の5つ星標準でハード面の建設を進め、大規模クラウドコンピューティング技術を導入する予定だ。プロジェクトが全部完成すると、4000近いスタンダード・キャビネットが収納でき、全体の投資額は5億元となる。
チャイナ・ユニコム青島クラウドコンピューティングセンターは、最高の技術レベルを持つ中国国内一流の施設となる予定で、主なサービス先は国内の先端インターネット企業とされる。同センターは、これらの企業の中国北方に配置するセンターという位置づけを持つ。そして、順次青島チャイナ・ユニコム・クラウドコンピューティング基地を形成していく予定で、ここはチャイナ・ユニコムのバーチャル・デジタル中核ノードの1つとなり、また青島が北方のデジタルセンターシティとして発展してく重要なキャリアーとする計画だ。(林剛)
人民中国インターネット版 2011年5月17日
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