第12次5カ年規画(「十二・五」2011年~2015年)期間に、青島市は国有経済の配置と構造の調整を急ぎ、国有企業の改革リストラに力を入れ、良い部分を持ち寄るなどの原則のもと、産業集団(製造業とサービス業)の統合リストラを強力に推し進め、優良な国有企業群を作り上げる。
国際競争力を持つ基幹産業を作り出すため、青島市は地元の優位性と産業発展の基礎に立脚し、ハイセンス(海信)グループを強い国際競争力を持つ、トップ技術を持つ大型家電・電子情報技術企業とする。青島ビールグループを国内ビール業界のトップ企業とし、国際ビール業界をリードする企業とする。鉄鋼、空港、高速物流、紡績・ファッションなどの企業に対するハイエンドな戦略投資を呼び込み、改革リストラを深め、中核的な競争力を高める。
企業運営の健全化、持続的に発展できる投資金融企業を作り出すため、青島市国有投資会社は、都市社会資源とプロジェクト建設の運営の統合・開発を通じて、政府投融資のプラットホームと産業発展のプラットホームの協調統一、優良な相互連携の運営モデルを確立する。投資プロジェクトの市場化運営方式を探り、資産が利潤を生む能力を発掘し、国有資本の「投入―活性化(利潤を生む)―再投入」の循環構造を打ち立てる。青島市の国有資本が金融産業の規模と配置を拡大し、金融フィールドの多層化を進め、専門的発展のレベルを高める。初期的段階として多くの業態が並存し、規範を持ち健全に発展する、産業と金融が結びつき相互に連携して発展する優良な構造を形作る。
コストの合理性を持ち、秩序ある運営がなされ、バランスの取れた発展をする公共事業を打ち出す。青島市のエネルギー、水道、ガス、公共交通など公共事業系の企業は、「資源統合、規模拡張、集約発展、資本運営」の発展理念に照らして、総合保障能力を強め、サービスレベルをアップし、資源消耗が少なく環境に優しい、サービス都市社会経済の調和の取れた発展の現代公共サービス企業となるべく努力していく。(林剛)
人民中国インターネット版 2011年5月24日
|