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迎賓館内で「迎賓館の模型」に見入っている市民 |
5月18日は、国際博物館の日。この日、青島迎賓館(旧青島ドイツ総督官邸)内の博物館では、『青島建置120周年記念――青島歴史的建築模型展』を開催、青島の24の著名な歴史的建築の縮小模型を展示した。
1891年から現在まで、120年の苦難の歴史を歩んできた青島は、中国現代史でも独特の地位を持ち、豊富な文化をとどめている。青島にある20世紀初頭ヨーロッパ風の歴史的建築は、歴史が与えたその独特の痕跡だ。今回の模型展では、建築を代表として独特の都市景観を展示した。そこには、旧青島ドイツ総督官邸、公主楼、花石楼、旧ドイツ領事館など24の模型が展示された。
実は、模型展が開かれた建物自身が、非常に有名な歴史的建築――旧青島ドイツ総督官邸なのだ。それは20世紀初頭のドイツ建築様式を強く反映しており、中国の著名な建築家・梁思成の言葉を借りれば、東洋と西洋の多重文化理念が一体となった建築芸術の大作である。「中国におけるドイツ建築芸術」「青島における外来文化」の象徴で、全国重点文物保護単位、国家三級博物館、国家AAA級第1陣指定観光地であり、国内外の観光客が青島を理解するのに役立っている。
人民中国インターネット版 2011年5月26日
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