5月20日、青島市婦女児童医院第1期移転プロジェクト、青島市中医医院(国医堂)拡張プロジェクト、青島市中心医院第1期拡張プロジェクトがいずれも竣工した。三大重点医療プロジェクトの全建設面積は21万平方㍍、2099の増床となり、累計の投資額は14億3600万元となっている。
青島市婦女児童医院移転プロジェクトは、青島市北区遼陽西路217号で進められ、第1期総投資額は5億3900万元、総建築面積は7万9137平方㍍、地上16階、地下3階、設計上のベッド数600床余り、駐車スペースは418台分となっている。青島市中医医院(国医堂)拡張プロジェクトは、青島市海慈医療グループ院内で行われ、総投資額4億6700万元、建築面積6万1000平方㍍、地上17階、地下3階、設計上のベッド数572床、駐車スペース450台分。国医堂は主に中医の特色を持ち、国家三級重要薬理実験室、国医博物館、図書館を建設する。また、10のベテラン中医師名医の工作室を建設、名医たちの医学研究と後継者育成をする。青島市中心医院建築プロジェクトは総投資額4億2500万元、総建築面積7万2466平方㍍、地上15階、地下2階、設計上のベッド数880床、駐車スペース400台分。新しく建設される外来総合楼は腫瘍を中心とする特色ある科学的配置をしている。また、科学的専門技術力が豊かな現代的大型エリア型医療センターの建設に力を入れる。
青島市衛生局関係責任者によると、三大重点医療プロジェクト決定前には、各病院で常に不足するベッド数や駐車スペース、手狭な医療スペースなどの問題があり、青島市の衛生事業の発展に深刻な影響を与えていた。三大重点医療プロジェクト竣工以降は、青島市住民の医療環境を大きく改善することができ、特に、青島市区北部都市住民の医療環境を大きく改善した。(孫慶偉)
人民中国インターネット版 2011年6月3日
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