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7000年前の青島が発見される

 

北阡大汶口文化遺跡が「再び日の目を見」、歴史の「真相」を復元した――古い青島の歴史文化の源の時間と空間については、すでに書き換えられた。つまり、青島の起源は4000年前の大汶口文化後期の膠州三里河から7000年前の北辛文化後期の即墨北阡にまでさかのぼらせることになったのだ。

2009年以来、北阡遺跡では相次いで新たな発見があった。日本から来た考古学研究者との協力で人骨研究を進め、前後して9例の焼骨葬を発見したが、埋葬者の骨には埋葬される以前に焼かれた痕跡が認められた。これはまったく新しい祭祀文化説を引き出した。そして同時に、遺跡の周辺では大きさがまちまちな、最大2300平方㍍の大きな広場が発見され、明らかに人工の「夯土」(土を突き固める建築工法)が繰り返された痕跡があった。異なった文化の層において、組になった周代の青銅器のフォルムを写した倣銅陶礼器や、直径4㍍、深さ5㍍の大型公共貯蔵用穴蔵、井戸が発見された。反映されているのはすなわち東夷文化の一部としての青島土着文化の脈絡で、古代の青島土着日常文化生活と集会の情況が次第にはっきりしてきた。(李魏)

 

人民中国インターネット版 2011年7月5日

 

 

 
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