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中国共産党成立90周年慶祝大会における胡錦濤総書記の重要演説

 

新しい歴史的条件の下で、党の建設の科学化水準を高めるには、出自を問わず人材を集め、才徳だけを見て人を登用することを堅持し、才徳兼備の人を使い、徳を先として人を使う標準を堅持し、各方面の優秀な人材を党や国の事業に集めるようにしなければならない。

党の90年来の発展の歴程が教えているように、政治路線が確定されたのちには、幹部が決定的な要因となる。出自を問わず人材を集め、才徳だけを見て人を登用することは、われわれの党の性格とモットーの必然的な要求である。われわれの党は、人民の利益以外、自分の特殊な利益を図らない。われわれの党はこの崇高な原則を堅持し、人民に忠実であり、人民の中に根を下ろし、人民に奉仕する人々に才能を発揮させる広い舞台を提供している。中国の特色ある社会主義の道はますます広くなるかどうか、中華民族が偉大なる復興を実現できるかどうかは、多くの優秀な人材を不断に養成できるかどうか、各分野の隠れた人材が頭角を現し、自分の才能を発揮し尽くすことができるかどうかということによって決まる。

より広い視野、より高い境地、より大きな気迫をもって、有能な人材を推薦する道を広く開き、各分野の優秀な幹部を即時に発見し、合理的に使わなければならない。徳を幹部を登用する一番重要な標準とすることを堅持し、政治的に確固不動で、本物の才能と学識をもち、実績があり、大衆に広く認められている幹部を選抜し、登用することで、徳で修養を積み、徳で大衆を納得させ、徳で人材を指導し、徳で人材を涵養し、才徳兼備という基準で人を登用する方向を形成しなければならない。実績によって幹部を使うことを堅持し、よくできる人にチャンスを与え、うまくできた人に舞台を提供し、正直な人に損をさせず、私利を図って投機する者に利益を得られないようにさせ、すべての優秀な幹部に党と人民のために自分の力を発揮し尽くすようにさせなければならない。

絶えず多くの優秀な青年幹部を養成することは、党と人民の事業を受け継がせ、それを代々伝えていくことにかかわる根本的な大計である。青年幹部が事業の重任を引き受けられるには、正しい世界観、権力観、事業観をしっかりと樹立し、党の事業に忠実で、人民大衆に心を込め、仕事に集中し、自己修正を絶えずやらなければならない。青年幹部の人々は、積極的に苦しい地区や複雑な環境、肝心なポストに身を置き、品性を鍛え磨き、作風を練磨し、才能を高めるべきである。苦しくて複雑な環境で鍛え磨かれ、重大な闘争の試練を受け、実践によって証明された優秀かつ前途のある数多くの青年幹部が絶えず現れれば、党と人民の事業には大いに希望があるのである。

人材は第一の資源で、国の発展の戦略的な資源である。全党の同志と社会全体が、労働や知識、人材、創造を尊重する重要な方針を堅持し、すべての人が人材になれるという意識をしっかりと打ち立て、事業のために敢えて人材を使い、各分野の人材に広い創業するプラットホームと発展する空間を持たせ、人々が祖国、人民、民族に役立つ人材になるようにしなければならない。特に青年の英才をしっかりと養成し、人材が輩出し、才能を発揮し尽くすような活力あふれた局面を形成しなければならない。

新しい歴史的な条件の下で党の建設の科学化水準を高めるには、必ず人間を本位とし、民衆のために執政するという理念を堅持し、マルクス主義的な大衆観点をしっかりと樹立し、党の大衆路線を積極的に貫徹し、終始党が人民大衆との血肉のつながりを保たなければならない。

党の90年来の発展の歴程が教えているように、人民に由来し、人民に根ざし、人民に奉仕するということがわれわれの党が永遠に不敗の地に立つ根本である。人間を本位とし、民衆のために執政することは、われわれの党の性質と、誠心誠意人民に奉仕するという宗旨の集中的な現れであり、これはわれわれの党の一切の執政活動を導き、評価し、検証する最高基準である。全党の同志は、大衆と血肉のつながりを保つことはわれわれの党の最大の政治的優位性であり、大衆からの遊離はわれわれの党が政権を掌握した後の最大の危険であることをしっかりと銘記しなければならない。われわれは終始人民の利益を第一義的地位に置き、最も広範な人民の根本利益をうまく実現し、維持し、発展させることをすべての活動の出発点と立脚点とし、権力を人民のために用い、心を人民に結びつけ、利益を人民のために図るよう努力しなければならない。そうしてこそ、われわれの活動はきっと最も広範で最も信頼でき最も堅固な大衆的な基礎と力の源を獲得するであろう。

共産党員の一人ひとりが、人民を心の最高位に置いて、人民の主体的地位を尊重し、人民の創造精神を尊重し、人民を師と仰ぎ、政治の知恵の増大と執政能力の増強を人民の創造的実践の中に深々と根ざさなければならない。新しい情勢下での大衆への働きかけを高度に重視し適切に行い、政治については人民に問い、需要についても人民に問い、方法についても人民に問うことを堅持し、誠意を持って民衆の意見に耳を傾け、民衆の願望をありのままに反映し、心から民衆の悩みと苦しみに関心を持ち、法に基づいて人民大衆の経済、政治、文化、社会など各方面の権益を保障しなければならない。われわれが大衆を心の中に置いてこそ、大衆はわれわれを気にかけてくれる。われわれが大衆を身内としてこそ、大衆はわれわれを身内と見なしてくれる。各レベルの党政機関と幹部は任務の重心を下に移すことを堅持し、いつも深く実際に入り、深く末端に入り、深く大衆に入るようにし、大衆の考えを知り、大衆の憂いを解き、大衆の心を温めなければならない。末端を幹部の訓練・養成の基礎陣地とし、幹部が大衆と常にともにある中で大衆に対する思想・感情を増進し、大衆に奉仕する能力を増強するよう導かなければならない。大衆に奉仕し、大衆に働きかけることを末端の党組織の核心任務と末端幹部の基本的責務として、末端の党組織に発展を推進させ、大衆に奉仕し、人心を収攬し、調和を促進する強固な戦いのとりでとしなければならない。

 

 

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