9月14日、中国南車四方公司が明らかにしたところによると、中国としてはこれまで最大の鉄道車両輸出プロジェクト――トルクメニスタン鉄道客車輸出プロジェクトの、最後の18車両の引渡し式が13日に青島で行われた。この車両は鉄道を使って運送され、新疆ウイグル自治区の阿拉山口でロシアゲージに切り換えてトルクメニスタンに向かう。
中国がトルクメニスタンに輸出するのは25型客車と呼ばれるもので、レール幅が広いロシアゲージに対応しており、普通席、グリーン寝台車、VIP車両、貨物車、発電車などを含む。プロジェクトは2期に分けて行われ、第1期として104両が2008年6月に引き渡され、第2期の113両は今年2月から引渡しが開始された。
中国南車四方公司は中国鉄道交通装備製造のリーディング・カンパニーで、近年は積極的に海外市場開拓に取り組んでおり、これまでに20の国と地区に製品を輸出している。（蘇万明）
人民中国インターネット版 2011年9月23日
