第5回中・日・韓衛生部長会議が、11月13日、青島で開かれ、中国衛生部の陳竺部長、韓国保険福祉家庭部の林采民長官、日本の小宮山洋子厚生労働大臣が出席した。また、WHO(世界保健機関)西太平洋本部の申英秀(シン・ヨンス)事務局長がオブザーバーとして出席した。
今回の中・日・韓衛生部長会議は5年来の3カ国の保健協力情況を振り返り、慢性の非伝染性疾患の予防と制御などの協力議題について重点的に討論し、共同声明を発表した。
自然災害と健康危機管理に関して、共同声明では2011年3月に起きた東日本大地震と津波で被害に遭った人々にお見舞いを述べ、また3カ国が引き続き関連する経験の交流と技術の協力を推進していくことを明らかにした。
共同声明は3カ国の衛生部が定期的に部長会議を開くこと、また平等、互恵、互利(お互いに利益がある)の基礎の上に引き続き各分野でそれぞれの活動を繰り広げていくことを確認した。会議では、第6回中・日・韓衛生部長会議を日本で行うことを決定した。(張旭東)
人民中国インターネット版 2011年11月30日
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