崂山の清涼澗には、2011年5月から都会の青年たちが集まり、自給自足の「ふるさと計画」を実行している。
もち米粉、石灰、水、崂山の土、竹の葉、牛の血、デンプンなどの材料を用い、古来の手法でコンクリートを作る。また浴場から汲んだ海水を背負い、濾して、蒸し、炒め、海塩を作る。崂山から採取した葛の根や藤の蔓を水にひたし、プレスし、裁断し、煮たのちに干して紙を作る。また山で採取した植物のヤマゴボウの液を繰り返し煮詰め、染料で布を染める、などを試みている。現在、インターネットを通し、この「ふるさと計画」への参加者は全国にすでに千人以上にのぼり、見守る人々が次第に増えている。(文=王暁雨)
人民中国インターネット版 2011年12月15日
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