名山と綺麗な水が お互いに照り映える

 

名山と綺麗な水がすばらしい景色を織り成している。安徽省の景色の美しさは、自然の豊かさと長い歴史文化と切り離すことができない。

黄山は中国の美しい山の代表であり、世界自然遺産と文化遺産というダブル遺産、世界地質公園などの多くのタイトルを持っていて、昔から「黄山を見て帰れば五岳は見る気がしない」と言う名句がある。黄山には72の不思議な峰々があり、四季いつでも美しく、その中でもっとも有名なのは黄山松、奇岩、雲海、温泉、雪景の「黄山五大絶景」だ。

安徽省の南には古い徽州の旧跡が多く残っている。例えば棠樾牌坊群、西遞、宏村の古い民家、花山謎窟、屯渓老街などの景観がある。これらの場所に行くと、安徽文化の精髄と色濃い南部の民俗を感じることができる。

九華山は中国仏教の聖地として有名だ。唐代開元年間に新羅の1人の王子・金喬覚がここで出家して、99才で円寂したのち、地蔵王菩薩と呼ばれるようになった。それ以来、九華山は参詣者が絶えることない名所となり、中国四大仏教名山の1つに数えられるようになった。

黄山、九華山、太平湖という「両山一湖」観光区は世界的な旅行景勝地になっている。

 

人民中国インターネット版 2012年4月

 

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