中国とモンゴル国、教育と医療方面の交流

 

近年、中国とモンゴル国は、経済貿易分野で協力を強化すると同時に、教育、医療方面の交流も日増しに密接になっている。

エレンホト市第一中学は2006年に建設され、現在、在校生は1500人あまり、うちモンゴル国からの留学生は、約130人、6年間の累計生徒募集数は、約450人、卒業合格率は、93.5%だ。留学生の毎年の学費は、2000元前後、大部分は、内蒙古自治区政府により負担される。

中国の経済、社会の発展を期待するモンゴル国の学生たちは、中国での留学を選んだ

中国語を学ぶモンゴル国の留学生

書道を学ぶモンゴル国の留学生

中国モンゴル友好医院小児科診察室で、記者は、孫娘の小木蘭(仮名)さんにつきそって病院を訪れた二人のお年寄りを取材した。小木蘭さんの家は、近所の軍台社区(コミュニティ)で、タクシーに乗れば10分あまりで病院に到着する。タクシー代は7元(初乗り5元)、交通は比較的、便利だ。孫娘が発熱し、症状が重くなる前に訪れた祖父母は、同病院を選んだ理由について、「この病院の小児科は、この地域で最高だから」と答えた。

中国モンゴル友好医院のホール

孫娘の皮膚テストの結果を待つ祖父母

中国モンゴル友好医院は、2007年に竣工、使用開始、総投資額7000万元だ。近年、同医院で診察を受けた患者は、延べ人数にして約10万人、モンゴル国の患者は、延べ人数にして約、1万2000人である。

小児科の専門家、馬超院長は、記者に対し、2007年、同医院は内蒙古医学院付属医院の委託管理になって以降、医療レベルが大幅にあがった、と語った。現在、同医院は、「診察が難しく、高い」という問題を解決し、人々の福利厚生を絶えず強化することを希望し、モンゴル民族の薬をわずかの差額で患者に販売している。

 

人民中国インターネット版

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850