シリンゲル、モンゴル族の元文化の発祥地

 

シリンゲル盟は、内蒙古自治区内にあり、面積は、20万3000平方キロメートル、モンゴル(蒙古)族を主体とする辺境の民族地区だ。シリンゲル草原は、中国の北方民族の繁栄、生活の舞台であり、地区内には、青銅器時代の岩画、秦漢時代の長城の遺跡、烏桓山、鮮卑山、突厥石人などの遺跡があり、蒙古帝国の政治、文化の中心、遊牧文明とモンゴル族の打ちたてた「元」文化の発祥の地だ。

現在、「元」の遺跡は、国家重点文物保護単位になっており、世界遺産への申請中で、素朴で深い内容をもつモンゴル族の民俗文化は、完全に伝承されている。

元上都遺跡博物館所蔵の文物

高麗白釉鉄銹花盆

青白玉帯

玉尊

 

人民中国インターネット版

 

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