| 高校を卒業する時、蘇柳英さんは有利な仕事のチャンスを放棄して、毅然として障害者事業に身を投じた。何度か新しいポストに就く機会があったが、彼女はとどまることを選び、30年以上この仕事を続けてきた。
祝秋生さんは12歳の時に事故で両眼を失明し、両親も相次いで世を去った。蘇柳英さんはこれを知って定期的に祝秋生さんの家を訪ね、彼が苦境を脱出し社会に溶け込めるよう励ました。そして、祝秋生さんが運動が得意だということを知ると、障害者スポーツ大会に参加することを勧め、練習に付き添った。
第2回湖北省障害者スポーツ大会で、祝秋生さんは陸上100メートル、円盤投げ、立ち幅跳びの3種目で優勝した。彼女は常に祝秋生さんの生活と仕事に関心を持ち、彼のために点字教師を依頼し、彼が省の盲人按摩訓練センターで研修を受ける機会が得られるように努力し、彼のために診療所開設の保証人となり、仕事、結婚、創業という一連の問題を解決した。現在では、祝秋生さんは自活しているばかりでなく、20名以上の目の不自由な人の就職を支援している。
長年仕事に駆け回ってきた彼女は疲労の蓄積から病を発し、深刻な頚椎と脊椎の病気を患っている。しかし、彼女は弱音を吐くことなく、これまでに1000名以上の障害者の就職の世話をし、60名以上の障害者の大学進学をサポートし、30名以上の障害者の結婚を取り持ってきた。また、8回にわたって選手を率いて湖北省障害者スポーツ大会に参加し、63枚の金メダルを獲得した。さらに、2000人以上の障害者の陳情に対応し、障害者の合法的権益の保護に力を尽くしてきた。
蘇柳英さんは、2010年に湖北省感動的人物に選ばれ、2011年には全国障害者先進活動者、湖北省障害者陳情活動先進人物に選出され、湖北省五一労働表彰メダルを授与された。
【プロフィール】
蘇柳英
女性、湖北省鄂州市障害者連合会主任課員、1962年生まれ、94年6月入党、大学専科卒業（日本の短期大学、専門学校、高専などに近い教育機関）。
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