李克強総理はドイツのメルケル首相の招待で同国を公式訪問するため、現地時間25日午後に特別機でベルリンの空港に到着した。

李総理は空港で書面による談話を発表。「私は総理就任後、EU加盟国の中で最初にドイツを訪問した。これは中国の新政府がドイツ、EUとの関係を強く重視していることを示している。中独は共に世界に重要な影響力を持つ国であり、中国にとってドイツとの友好協力の発展は戦略的選択、長期的政策だ。ドイツ側と共に努力して理解や相互信頼を深め、協力を拡大し、国際・地域問題で意思疎通や調整を強化し、中独戦略的パートナーシップの新たな発展を促すと同時に、中国・EU関係に積極的な貢献を果たしたい」と表明した。

李総理は滞在中ガウク大統領、メルケル首相と会談して両国関係や共通関心事について踏み込んで意見交換するほか、ドイツの政党や地方の指導者と会見する。また、中国・ドイツ言語年開幕関連行事への出席、ドイツのビジネス界向けの講演も予定している。双方は省エネ、環境保護、投資、農業、教育分野の協力文書にも調印する。

李総理はスイス公式訪問を終えてドイツに到着した。

「人民網日本語版」　2013年5月26日