楽しく読み読者を拡大

 

神宮寺 敬=文

人の出会いにはその人の人生を変えるような出会いがあります。『人民中国』に出合ったのは、1950年代のことでした。私は楽しく読み、他人にもすすめました。1966年『人民中国』は日本で読者を拡大した読者10名を中国に招待してくれ、私もその一人として55日間、中国を訪ねることになりました。 

この旅行の印象は強烈でした。北京空港には『人民中国』の社員とその家族全員が花束で歓迎してくれ、感激しました。それから55日間の旅行で、中国人民も日中友好を望んでいることを肌で知りました。 

今日を迎えた『人民中国』を私は決して忘れません。この雑誌に秘められた編集部の皆さんの苦労と日本人民に対する友情をいつまでも忘れません。この出合いを機に、日中友好は私の人生そのものと決め、家族と共に歩むことにしました。 

私と『人民中国』雑誌社との出合いから20年過ぎた1986年4月、私と妻は北京を訪れました。『人民中国』の皆さんと万里の長城に登りました。山頂近くから登ってきた道をふり返ると、あんずの花が咲く山肌の細い急な坂道が下まで続いていました。それはこの35年間『人民中国』がたどってきた道とも思えました。上を見れば更に道は続き、私の道も続く。 

私と『人民中国』との交流は長く続き、毎年10月には貴社を訪ねるのを楽しみにしています。貴社の総編集長王衆一氏は私に「神宮寺さん、人民中国への『おみやげ』は物ではなく、人民中国の読者を拡大してくださることが一番のうれしい『おみやげ』です」と話されました。 

『人民中国』は日本人が読みたくなるような記事を、愛読者は一人でも多く愛読者を増やす努力を、これが大切な時ではないでしょうか。

 

人民中国インターネット版

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850