統一的な用地市場の確立

 

 都市と農村という二元構造が都市と農村の一体化した発展を制約している主な障害である。全体的なシステム、メカニズムを健全化し、工業が農業を促進する、都市が農村を導く、工農業の互恵関係、都市・農村を一体化した新型の工農業関係、都市・農村関係を構築し、広範な農民に現代化のプロセスに平等に参加する機会を与え、現代化の成果を享受させなければならない。新型農業経営体系の確立を急ぎ、農民にさらに多くの財産権を付与し、都市・農村の特性の平等な交換と公共資源の均衡配置を推進し、都市化を健全に発展させるシステムとメカニズムを整備しなければならない。(三中全会コミュニケから)

中国社会科学院都市発展・環境研究所 潘家華所長

「農民にさらに多くの財産権を持たせるためには次のような試案がある。住宅用地、自留地、請け負い農地を何らかの形で市場で流通させ、収益源とすれば、農民生活を保証できる。なぜならば、農地は農民の生活基盤であり、生産資源だからだ」

 

人民中国インターネット版

 

 
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